先延ばし癖をやめたい!『すぐやる』ための具体的な方法

先延ばし癖をやめたい!『すぐやる』ための具体的な方法

『まだ納期まで時間があるから後でやろう』

『ちょっとゲームをしてから勉強しよう』

『もう少しゴロゴロしてから始めよう』

など、誰もが先延ばしをした経験があると思います。なかには先延ばしをする自分に対して悩んだり、自分はダメだと自己嫌悪に陥る方もいるかと思います。

しかし、自分を責める必要は全くありません。なぜなら先延ばし癖は人間の本能的な機能だからです。もともと人に備わっているものなんです。まずこのことを理解して頂く為に、前半は心理学の『現状維持機能』について解説します。

後半は、先延ばしを防ぐ方法として『チャンクダウン』という対策をご紹介いたします。仕事や勉強、プライベートにおいて物事を先延ばしにしない為に、是非ご覧ください。

人間の本能『現状維持機能』とは?

 
『現状維持機能』
とは、変化から自分を守るため、できるだけ現状を維持しようとする本能になります。

『新しい自分になろう』『新しい行動をしてみよう』と思ったとしても、『現状維持機能』が働くことで、元の自分に戻そうとしてくるんです。

なんでそんなやっかいな機能を備えているんだ…と思いますが、太古の昔は『状態の変化』=『危険が伴う』とされており、生き延びる為に備わった機能だと言われています。

現代においては『新しいことへの挑戦』や『変化』が求められている一方で、潜在意識の中には『現状維持機能』が存在しており、そのギャップで悩む人が多いと言えます。

今回の記事では、人がもともと備えている『現状維持機能』に対して効果的な対応策をご紹介します。

先延ばし癖を『チャンクダウン』で解消しよう!

 
ここまでの内容で『現状維持機能』が原因となり、やらないといけないとわかっているのに心理的なブレーキが働き、先延ばしにしてまうことを理解頂けたかと思います。特に心理学的に、

 ✔︎おまりにも大きすぎる仕事

 ✔︎大きすぎる目標

 ✔︎何をしていいか分からない曖昧なこと

 ✔︎複雑に感じること

 ✔︎予測不可能なこと

は『現状維持機能』が働くことで行動するモチベーションが下がります。今回ご紹介する『チャンクダウン』は、先延ばしにしたいことを、あなたにとって心理的な抵抗が無いくらいまで細かいステップに分けるというやり方です。

例えば、『報告書作成』をいつも先延ばしにしているとします。先延ばしにしているのは、あなたにとって心理的負担になっていると言うことなので、もっと小さくしていきましょう。

『報告書のテンプレートを開いてみる』

『骨子を考えてみる』

『箇条書きにしてみる』

など細かく分けていきましょう。この際、仮に報告書のテンプレートが開けないor面倒だと感じる場合は、それはあなたにとってまだ大きすぎる行動と言えます。

『まずはパソコンを付けてみる』

『マウスの上に手を置いてみる』

くらいまで分解してしまいましょう。とにかくあなたにとって心理的負担が下がる一口サイズまで、小さく小さく分解することがコツです。

『チャンクダウン』は仕事だけでなく、もちろんプライベートにも使えます。例えば『買い物に行かなきゃ!でもなかなか家から出られない』ってこともあると思います。そんな時こそ『チャンクダウン』していきましょう!

『財布をカバンに入れてみる』

『窓を閉めてみる』

『靴を履いてみる』

など『これくらいならやってしまおう!』と思えるくらいまで細かく細かく分解してみましょう。

勉強でも『10分だけやってみよう』などが良い『チャンクダウン』だと思います。それでも動けない場合は『1分だけやってみよう』でもいいと思います。実際やり始めると、意外と乗ってきますから。人は動き始めるのが一番難しいんですよね。『チャンクダウン』して細かくしてあげることでスムーズに動き始めることができます。

まとめ

 

今回、先延ばしを防ぐ方法として『チャンクダウン』をご紹介させていただきました。

 ✔︎先延ばしをやめたい時

 ✔︎大きな仕事のプレッシャーに負けそうな時

 ✔︎問題解決のきっかけが欲しい時

に効果的な対策です。

繰り返しになりますが、先延ばしをしてしまうのは人に備わっている本能的なものです。このことを理解して、変に自分を責めることなく『チャンクダウン』という工夫によって対策し、ゆとりのある生活を送って下さい。