こんな疑問ありませんか?
翌日の株価がどうなるのか?
なにか予測に役立つものはないか?
株をやっている人なら気になりますよね!
『こんなに上がるんだったら昨日買っておけばよかった…』あるいは
『昨日売っておけばよかった…』なんてことはよくある話です。
今回は先物取引の状況から翌日の日経平均を予測する方法をお伝え致します。
ただ、先に断っておきますと日経平均を完璧に予測する方法などありません。
え!?それならこの記事を読む必要ないんじゃない?
と思うかもしれませんが、
何の情報もなく取引をするよりは、少しでも情報を掴んだ上で取引する方が、成績が全く異なります。
勝率を少しでも上げるための一つの手段として捉えて頂ければと思います。
この記事でわかること
翌日の日経平均を予測する方法
翌日の日経平均を予測する方法
結論から申しますと、日経取引中14:30〜15:00における『NYダウ先物』の位置付けが前日比100以上プラス、もしくはマイナスならば、その日の夜のダウ平均も上昇する、もしくは下降する可能性が高いと言えます。
日経平均とダウ平均は連動性が高いので、ダウ平均の結果を受けて翌日の日経平均も同じ方向に動く可能性が高いということになります。
NYダウ先物の前日対比の位置付けは日経225先物 リアルタイムCME SGXから確認することができます。
なぜ『NYダウ先物』から翌日の日経平均が予想できるのでしょうか?まず下のグラフをご覧下さい。
『NYダウ先物』はほぼ1日中取引していますからチャートは変化し続けています。
一方、『NYダウ平均』の取引時間は、
標準時間:23:30~6:00
サマータイム:22:30~5:00(3月第2日曜日~11月第1日曜日)
になりますので、取引時間中のチャートは変化していますが、それ以外は水平線となり全く変化しません。
わかりやすいようにチャート内に取引時間を書き込みました。
取引時間外は『NYダウ平均』は全く動かないですが、『NYダウ先物』は動き続けるため、ギャップが生まれます。
そして、そのギャップはNY取引開始と同時に一気に押し寄せてきますので、『NYダウ平均』は階段上のチャートになります。
つまり、あらかじめ『NYダウ先物』をチェックしておけば、『NYダウ平均』を予想することができるといえます。
チェックするタイミングですが、日経取引時間外で確認しても株取引はできませんので、日経取引時間中(9:00〜15:00)にチェックしましょう。チャート内に日経取引時間を追記しました。
なるべくNY取引開始に近いタイミングでチェックするのが良いので、14:30〜15:00に確認するのが良いかと思います。
繰り返しになりますが、このギャップが100以上プラス、もしくはマイナスならば、その日の夜のダウ平均の現物取引も上昇する、もしくは下降する可能性が高いと言えます。
このような方法で翌日の日経平均を予測することができます。
この方法で、うまくいくこともあれば、もちろんうまくいかないこともあります。
なぜなら、アメリカの主要経済指標が日本時間の21時〜22時頃に発表されます。
これを受けてガラッと状況が変わることがあるからです。
そのことをしっかり頭に入れて使うようにしましょう。
逆に言えば、主要経済指標が発表されない日はこの手法で予測してみるなど使い方を工夫してみると良いかと思います。
ちなみに...
自分はこの方法に加えて、チャートからエントリー&イグジットのタイミングを見極めるテクニカル分析と組み合わせて日々のトレードをしています。
テクニカル分析する上で大変役に立った本をご紹介致します。
初心者でも分かりやすく、実践的な方法まで記載されており、あなたの勝率を上げてくれるハズです。
以上です。最後まで読んで頂きありがとうございました。